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2011年1月

2011年1月22日 (土)

特定保健用食品は本当の体に良いのですか

 ある資料に「特定保健用食品」と「いわゆる健康食品」とを比較して、「いわゆる健康食品」には注意してくださいという内容を見つけました。健康食品の中に特定保健用とそうでないものが有り、そうでないものは良くないという様な意味に取れました。本当にそうでしょうか。それで調べてみました。
 まず、健康食品に関して少し説明します。幅広く分類すると、次の4つに分類されます。一つ目は医薬品。いわゆる薬ですが、ビタミン剤などの健康増進に役立つものがあります。二つ目は保健機能食品。上記の特定保健用食品の他、栄養機能食品があります。厚生労働省がその表示を認めた食品です。三つ目がいわゆる健康食品。私がロハスWebショップで販売している生きてる青汁などが相当します。四つ目が食品の中で健康に役立つもの。野菜、果物など種類も沢山あります。私は、いわゆる健康食品を販売していますが、一番体に良いのは、四つ目の健康に役立つ食品を挙げます。いろいな事情で食材に偏りが有る場合にお勧めするのが、ここでいういわゆる健康食品です。では、いわゆる健康食品特定保健用食品はどちらが体に良いか、ひとつの例を元に考えて見ます。
 ここで例に挙げるのは、S社のG麦茶です。誤解しないでください。この食品が悪いといっているのではありません。特定保健用食品を利用する場合の注意事項が分かったので、それを説明しようとしているのです。
 この商品の紹介ホームページでは次のように記載されています。
表示許可
 本品はゴマペプチドを含んでおり、血圧が高めの方に適した飲料です。
ゴマペプチドの効果
 血圧の上昇は、「塩分の摂りすぎ」・「運動不足」・「ストレス」・「肥満」・「寝不足」などの要因により、体内で活性化したアンジオテンシン変換酵素が、血管収縮物質(アンジオテンシンII)を過剰に生成し、血管が収縮することで引き起こされます。胡麻ペプチドは、この血管収縮物質を生成する酵素の働きを阻害し、血圧に効果があることが判ってきたのです。

 「表示許可」とは、特定保健用食品として表示できる効能のことです。高血圧症の方に適しているとは書いてありますが、その他の注意事項が記載されていません。そして、ゴマペプチドの効果をよく読んでください。一番注意が必要な部分を抜き出して見ます。「ストレスなどの要因で血管収縮物質が血圧を上げようとする効果を抑止する」と書いてあります。これを言い方を変えるとこうなります。「ストレスなどで体が血圧を上げようとする時にその機能を阻害する」となります。
 常時血圧が高い方にとって、これ以上は上げない様にという時には、適切な効果が期待できます。しかし、正常な方がいろんな活動をする時に問題となります。人間の血圧を常時測定すると面白いことが分かります。例えば、収縮時血圧(高い方)は、正常値が100〜120mmHgと言われています。しかし、活動していると150mmHg位になります。医者に話すとこれは正常だと言います。必要な時に高くならないと返って健康に悪いと説明してくれました。つまり、正常な方は、体が必要とする時に血圧を高くしている訳です。これが阻害されたらどうでしょう。医者も言っています。体に悪いのです。
 これでお分かりでしょうか。このS社のG麦茶は、「血圧が高い方には適していますが、血圧が正常な方には適さない場合がある」という効能が正解なのです。にも関わらず良いことしか書いてありません。なぜ、これが許されるのでしょうか。私に言わせると、行政の抜け穴を利用しているとしか思えません。
 健康を目的に食品を選んでいる方にお勧めします。健康食品を選ぶときは、次の順で選んでください。一番は、普通の食材で健康に良いもの。ほうれん草、シイタケ、鰯など、栄養素をなるべく理解して、かつ有機栽培などその出所を確認しながら選んでいただくのが一番です。それが大変だと感じる方は、いわゆる健康食品の中から、一番信頼がおけそうなものを選んでください。健康食品を選ぶのが目的ならここまです。間違えても特定保健用食品を選んではいけません
 では、どういう時に特定保健用食品を利用するのでしょうか。例えば、高血圧症の傾向はあるが、医者までは掛かりたくない。こういう時には、効果は期待できるかも知れません。しかし、上記のとおり、目的を間違えてはいけません。コレステロールが高いのに高血圧の用途の特定保健用食品を選んではいけません。そういう事が煩わしかったら、是非医者に掛かることを選んでください。良い医者は、その人の症状に合わせて、軽い薬も選んでくれます。効果が期待できる程度の特定保健用食品より、弱い効果の薬が適切です。
 お分かりでしょうか。冒頭に書いた、「いわゆる健康食品より特定保健用食品を選びましょう」という資料の間違いを。ちなみに、この資料は、保健医が配布した資料です。弘法も筆の誤りということでしょうか。自分の身は自分で守る。これが安全の鉄則です。

 私はおいしい体にいい生きてる青汁をお勧めいたします。

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2011年1月18日 (火)

問題です、大分市でエイズ検査の誤告知

 大分市で実施されたエイズ検査で誤ってB型肝炎ウィルスの検査キットを使用した為、10人中1人にエイズ陽性と間違った告知をした事がニュースとなりました。大分市保健所が1月17日に発表したものです。誤告知をした相手に、心配を掛けて済まないという内容で公表されています。しかし、私は、もっと大きな問題がはらんでいると感じました。
 いくつかの問題はありますが、一番大きな問題は、残りの9人です。あなたは、エイズ検査を受けたことはありますか。エイズ検査を受ける方は、それなりに心当たりがある方なのです。心当たりがあるから心配で検査を受けます。そして、陰性の結果を聞いた時の喜びは如何ばかりか。
 一番心配なのは、恋人や配偶者との関係修復の為に検査した方です。罹っているかも知れないという心配が払拭されたのです。当然、喜んで仲直りすることでしょう。そして、その方が、実は陽性だったら悲劇が生まれます。だから、残りの9人の方が問題なのです。当局は、残りの9人について追跡調査を実施すべきです。起こり得る被害は、大分県に止まらないかも知れません。他都道府県に移動して、軟派や風俗で行為に至る可能性も否定できません。当然、普通にも起き得ることですが、今回は事情が違います。保健所の処置が原因で、感染するはずの無い方が感染する可能性が出てくるのです。
 この事件は、私は日本全体で緊急事態宣言をするくらいに問題だと感じます。そうしないと、大分市保健所の過失は償うことはできません。感染拡大が起きなければ幸いですが。
 その他にも問題はあります。問題なのは、B型肝炎ウィルスの検査ということ。つまり、陽性告知を受けた方は、B型肝炎ウィルス感染の疑いがあるのです。それなのに、「心配をかけて申し訳ない」と発表されているのです。B型肝炎ウィルス感染の可能性があるのに、心配がいらないというのは、私はおかしいと思います。また、陽性を告知された方が、悔やんで自殺したらどうするのでしょう。上げたら限はありませんが、この誤診はそれくらい問題なのです。気を付けていただきたいものです。
 それから、上記の様なことがあります。マスコミの発表を鵜呑みにせず、危険を感じる様にしたいものです。「自分の身は自分で守る」これが安全の鉄則です。

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2011年1月 4日 (火)

お酒と手づくり植物酵素を使ったプチ断食の話です

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 昨年末でしたが、また手づくり植物酵素『健美』原液を使ったプチ断食を行ないました。「お酒を止めたくなければ、飲酒を続けたプチ断食でも健康の為の効果はありますよ」ということが分かりましたので報告いたします。今回のきっかけは、コレステロール対策でした。私自身は、毎年7月に会社の定期健診として、人間ドックを受診しています。今年の結果で少々の危惧がありました。悪玉コレステロールと言われているLDLコレステロールの数値が思わしくなかったのです。
 LDLコレステロールの正常範囲は、70〜139mg/dlと言われています。低くても良くないのですが、高い数値が成人病の一因と言われています。この数値が、昨年の7月で138mg/dlで、正常値ぎりぎりでした。ところが、今年はなんと159mg/dlと増加。とうとう高コレステロール血症の範囲に入ってしまいました。そこで、掛かり付けの医者に見てもらったところ、もう一度計ってみようとなりました。もう一度計ってこういう水準ならば、投薬治療を始めようということになりました。
 そこで考えました。プチ断食をすれば、体の実力を測ることができる。つまり、食生活のみで改善できるかどうかが変わるという風に考えました。だから、採血日をターゲットに約2週間のプチ断食を実施しました。ただ、今後の為に、少し実験を盛り込んで見ました。それは、飲酒です。お酒が好きな私は、断食は出来ても断酒は厳しい。だから、お酒を普段と同様に飲んだ上でプチ断食を実施したのです。
 結果は上々でした。LDLコレステロールの数値は、129mg/dlと昨年の数値よりもより良好な数値となりました。さらに、善玉といわれているHDHコレステロールの数値も上昇してきました。多い方が良いと言われているHDHコレステロールですが、元々正常値の範囲でしたが、さらに増えてより適正値となったのです。勿論、掛かり付けの医者からは、あまりにも正常値なのでビックリした旨の感想を聞くことが出来ました。
 もう一つ、飲酒との関係を評価してみましょう。調べてみるとアルコールを飲む人は、中性脂肪が比例して増加するというのです。勿論、食事が減るプチ断食で減少もするのでしょうが、相殺されていないかを調べてみました。正常値は、35〜149mg/dlです。昨年は137mg/dl、今年は123mg/dlと高めではありますが、正常値の範囲でした。それが、プチ断食の結果で117mg/dlとより適正な値となっていることが分かります。プチ断食のせいで下がったということかも知れませんが、プチ断食をしていれば飲酒はOKという風に考えても良いかと思いました。
 まあ、過ぎた飲酒は体に良い訳ではありません。だから、飲酒をお勧めするわけではありません。しかし、元々好きな方がどう健康と取り組むかを考えた時に参考になると思いました。つまり、健康の為に断酒するのも良し。「お酒を止めたくなければ、飲酒を続けたプチ断食でも健康の為の効果はありますよ」ということが分かりました。
 私は、手づくり植物酵素『健美』原液を使ってプチ断食をしました。皆さんもお試しください。

 私は手づくり植物酵素『健美』原液をお勧めいたします。

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