問題です、大分市でエイズ検査の誤告知
大分市で実施されたエイズ検査で誤ってB型肝炎ウィルスの検査キットを使用した為、10人中1人にエイズ陽性と間違った告知をした事がニュースとなりました。大分市保健所が1月17日に発表したものです。誤告知をした相手に、心配を掛けて済まないという内容で公表されています。しかし、私は、もっと大きな問題がはらんでいると感じました。
いくつかの問題はありますが、一番大きな問題は、残りの9人です。あなたは、エイズ検査を受けたことはありますか。エイズ検査を受ける方は、それなりに心当たりがある方なのです。心当たりがあるから心配で検査を受けます。そして、陰性の結果を聞いた時の喜びは如何ばかりか。
一番心配なのは、恋人や配偶者との関係修復の為に検査した方です。罹っているかも知れないという心配が払拭されたのです。当然、喜んで仲直りすることでしょう。そして、その方が、実は陽性だったら悲劇が生まれます。だから、残りの9人の方が問題なのです。当局は、残りの9人について追跡調査を実施すべきです。起こり得る被害は、大分県に止まらないかも知れません。他都道府県に移動して、軟派や風俗で行為に至る可能性も否定できません。当然、普通にも起き得ることですが、今回は事情が違います。保健所の処置が原因で、感染するはずの無い方が感染する可能性が出てくるのです。
この事件は、私は日本全体で緊急事態宣言をするくらいに問題だと感じます。そうしないと、大分市保健所の過失は償うことはできません。感染拡大が起きなければ幸いですが。
その他にも問題はあります。問題なのは、B型肝炎ウィルスの検査ということ。つまり、陽性告知を受けた方は、B型肝炎ウィルス感染の疑いがあるのです。それなのに、「心配をかけて申し訳ない」と発表されているのです。B型肝炎ウィルス感染の可能性があるのに、心配がいらないというのは、私はおかしいと思います。また、陽性を告知された方が、悔やんで自殺したらどうするのでしょう。上げたら限はありませんが、この誤診はそれくらい問題なのです。気を付けていただきたいものです。
それから、上記の様なことがあります。マスコミの発表を鵜呑みにせず、危険を感じる様にしたいものです。「自分の身は自分で守る」これが安全の鉄則です。
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