また世田谷区で放射性物質が見つかりました
10月の末に、東京都世田谷区八幡山で110μSv/hの放射能が検出されたと話題になりました。その後、文部科学省が再測定して、最大170μSv/hが測定されたといいます。今日までの情報で、放射能源は地中に埋まった瓶入りのラジウムと判明しました。でも、その地は、1999年に今のスーパーが建設されましたが、その前の10年間は放置された土地とのこと。つまり、12年以上、最大22年間、放射能を放ち続けた可能性があります。そこで、近くに住んでいる方の放射能の影響を推測してみたいと思います。
測定結果によると、最大値が測定された地点の地表で170μSv/h、地上1mで4.7μSV/hとのことです。10月12日に同じく世田谷区で検出された放射能は、2.7μSv/hだったので、その約2倍の放射能ということになります。このブログの10月13日の記事でその被害想定計算しました。その時は、健康被害が出ると言われている100mSvの1/4の放射能と説明しました。だから、その倍だとすると健康被害が出る放射能の半分ということになります。つまり、2年間その地で過ごすと健康被害が出る計算となります。
その時は、放射能被害の影響イメージを把握する為に、24時間その場にいる前提で計算しました。今回は、12年から22年という期間がありますので、現実線で計算してみましょう。歩道の上という事ですので、通勤で毎日通っている方も多いと思います。そこで、ゆっくりと毎日往復している方を想定します。ゆっくりというか、遠くから近づいて、遠ざかっていきますので、小さい数値から最大4.7μSv/hになって、また小さくなるという状況なので、平均して10秒を浴びたとします。往復で20秒です。それを1年間続けると7.8μSvとなりました。22年間続いたとしても172μSvです。健康被害が出る放射能の約1/500の数値となりました。安心でしようか。
日本人が普通に過ごしていて被曝する放射能の量が年間で2.4mSvといいます。22年間で52.8mSvです。比較の為に単位を合わせますと、52,800μSvが52,972μSvに増えただけということになります。こう考えると安心ですね。
でも、実は裏がありますね。少なくても、世田谷区だけで地中や古屋に放置された放射能源が2箇所もあったのです。2箇所だけで終わるとは思えません。一つ一つは、微々たるものなので、今の時点で大騒ぎをする必要は無いと思います。しかし、可能な限り、放射能被曝を抑えることは重要になってくると思います。
私は、水道水の放射能を除去できる電解還元水整水器AC-9000を利用しています。放射能被害に気を付けましよう。
私はアクアクラスターAC-9000を使った電解還元水をお勧めいたします。
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