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2009年10月11日 (日)

アトピー肌の方のお風呂の入り方について

 5月5日に「アトピー肌には洗剤の残りが大敵」という記事を書きました。つまり、湯上りに洗剤をよく落としましょうと書きました。このことに関して、仕事の関係で思い付きがありましたので、ご紹介したいと思います。常識といえばそうかも知れませんが、意外と気付かないかも知れません。
 初めに少し毛色が異なる話をします。劇物とか毒物というと、どういうものを思い浮かべるでしょうか。分かりやすい物を並べて見ます。塩酸、硫酸、水酸化ナトリウム水溶液(苛性ソーダ水溶液)、砒素などなどです。これらは、製造工場や研究所などで使用されています。職場で使用している方々は良く知っているでしょう。こういった薬物は、使用、保管する上で危害予防規定を定めるなど、いろいろと縛りがあるものです。しかし、ここでは、簡単に、これらを浴びた場合にどう対処するかを考えてみます。
 薬品によっては少しづつ異なりますが、共通点は「水で洗い流す」ことです。一様に「大量の水で充分に洗う」となっています。目安として10分間から15分間の時間洗い流すという感じです。どうしてこういう話をするか、大体分かってきたかもしれません。
 お風呂で使用するからだ用の石鹸は、アトピー肌の人にとって上記の様な薬物と同様に影響を及ぼすと考えました。簡単に考えると、ボディソープを肌の弱い部分に付けたままとして置くと、その部分が荒れてきます。アトピー肌の方は、てき面に影響を受けてしまうでしょう。
 そこで考えました。劇毒物なら10分間も洗い流すのに、石鹸は簡単にお湯を浴びるだけというのは、考えが足りないとは思いませんか。あまり接することが無い劇薬物なのでピンとは来ないかもしれませんが、こういう風に考えると、上がり湯の大切さが分かってくると思いました。但し、このことは、湯上りのシャワーを10分も浴びるということではありません。5月5日に掲載した「よく洗いましょう」をもっと強調したいということです。上記の例でより分かりやすいと思ったので紹介しました。

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