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2011年12月

2011年12月11日 (日)

アトピー肌の人とシャワーボール

 また、寒い季節がやってきました。アトピー肌にとってきなかなか厳しい季節です。2月と4月に保湿クリームについて私の選択を紹介しました。2月9日「アトピー肌と乾燥肌」と4月1日「アトピー肌の保湿クリーム選び」です。強くアトピーに効く薬の弊害が心配と書きました。だから、セラミド系がお勧めと。もう一つのポイントは、使用するタイミングです。前回は、季節が終わろうとしている時に書きましたが、実は季節が始まる今の時期が一番大切だと思います。
 アトピー肌が傷んで痒くなる理由は、大きく2つあります。一つは、肌組織が自ら痛んで痒くなるケースです。一般的には、ラディカル因子が肌を攻撃して傷めると言われています。一番有名なラディカル因子が活性酸素です。食品添加物だけでなく、マーガリンの様に製造方法からその食品そのものが活性酸素を持っているものまで、いろいろな要素があります。まあ、このラディカル因子の抑制には、電解還元水をお勧めしているのですが、今日はその話題ではありません。
 肌が傷むもう一つの要素は、そうやって少し痒みが出た肌を掻くことにより傷つけてしまうことにあります。アトピー肌だと傷が無くても痒みはでます。しかし、その痒みで一旦掻いてしまうと痒みは止まらなくなります。その一つの原因が掻くことにより肌をさらに傷つけることにあります。
 私は、その事に気付いてから、セラミド系の保湿クリームを先手を取って塗る様にしました。それにより、最初にラディカル因子で出てくる痒みも少しは抑えられると思います。つまり、痒くなってから塗るのではなく、痒みが出る前に塗ることが大切なのです。既に、空気が乾燥する季節となっています。早めとは言えませんが、今の季節を大切にしたいものです。
 おっと、以前の話を前置きと思っていたら、長くなりました。今日は、もう一つの話題があります。私は、先日までシャワーボールというものを使っていました。言葉よりは写真で説明した方が良いでしょう。

 Z2011113006_4 昔は、タオルで体を全て洗っていましたが、今はこのシャワーボールを使う方も多いと思います。何と言っても泡立ちがよく、汚れもどんどんと落ちる感じがします。材質から、ヘチマの様なマッサージ効果もあります。しかし、このマッサージ効果が問題と感じるようになりました。この寒い乾燥した季節にザラザラとしたシャワーボールの肌触りが、かえって肌を傷めている事に気付きました。そして、早速に代替の体洗い用具を探しました。

 Z2011112007_2 図の通り、パイルタイプのボディウォッシュというものです。酷いアトピー肌の方でしたら、これでも辛いかもしれません。でも、私の場合は、シャワーボールに比べて随分と良くなりました。つまり、これを使ってお風呂に入った後は、体の痒みも少なくて楽になったのです。おまけに、裏に付いている泡立てフリルが、シャワーボールの様なゴシゴシ感も持っています。足の裏とかは、こちらでゴシゴシと洗うこともできます。ここに紹介したものは、100円ショップで手に入れたものです。是非お勧めです。

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