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2011年5月

2011年5月 8日 (日)

トリム社の整水器フィルターで実際に放射能除去できました

 トリム社が実際に放射能を浴びた水道水を使って、電解還元水整水器で放射能除去できるかどうかの試験を実施し、除去できたという報道がありました。私自身のアンテナが低くて、古い話となりましたが、報道は読売新聞の4月2日の記事でした。
 この地球ブログでは、電解還元水整水器のフィルターで放射性物質の除去ができるかどうかについて、3回にわたって記事にしてきました。まず、3月26日には、理論上の可能性について説明しました。4月21日には、実際にヨウ素が除去できるかどうかの実験結果も報告しました。しかし、実際に放射性物質を使用することはできませんでした。報道とトリム社の発表によると、福島県の電解還元水整水器のユーザの方に協力頂いて、実際に放射能を浴びた水道水で試験したとのことです。1kg当り150ベクレルの放射能が整水器を通すことにより検出できなくなったというのです
 読売新聞の記事要旨は次の通り。『厚生労働省は、活性炭によりヨウ素が減るという事例から各地の浄水場に活性炭の投入を増やしている。日本トリム社は、3月22日に福島県いわき市の水道水を採取し、日本食品分析センターに持込んで分析。採取した水道水には、ヨウ素131が含まれており、1kg当り150ベクレルの放射能を持っていることが分かった。さらに、その水を整水器で処理したら、ヨウ素は検出されなかったという。』
 日本トリム社の発表内容の要旨は次の通り。『当社の業界における責任ある立場から、独自で確認作業を行った。福島県いわき市の2名のユーザー様より自宅の水について、水道水と弊社製品を通した水を試験した。1件について、原水に150ベクレルのヨウ素131が検出されたが、弊社整水器を通した水からは検出されなかった。もう1件は、原水そのものに放射性物質は含まれていなかった。弊社製品の浄水部分には、大量の活性炭(マイクロ・カーボン)を使用している。放射性物質(ヨウ素131)に対して一定の除去能があると考えられるが、あくまでも1件で確認できたというもの。弊社製品使用につきましては、各自治体が発表する「飲用可能な水」をご確認の上、ご使用ください。』
 文中でマイクロ・カーボンと説明されています。私の実験は、もうひとつ古いカートリッジでした。今回の実績は、新型のマイクロカーボンBM2カートリッジというカートリッジです。私の実験では、200分の1に除去という結果でしたが、新型では0になるというのは、何となく想像通りでした。
 私のロハスWebショップで取り扱っているアクアクラスターAC-9000は、日本トリム社のトリムイオンTI-9000と同じ製品です。アクアクラスターAC-9000の発売元より、新聞記事のコピーを入手しましたので、ご覧ください。別画面で開きます。トリム社の整水器フィルターで実際に放射能除去  資料では、カートリッジの定期交換をお勧めしています。この地球ブログの3月29日の記事で、放射能を除去したカートリッジフィルターの状態についての推測を述べています。放射能が水道水に混じる可能性があった場合は、早めの交換をお勧めいたします。

 私はアクアクラスターAC-9000を使った電解還元水をお勧めいたします。

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